まめ知識


あくまで一般的なものを記載しております。宗派や地域によって違いがあります。ご了承下さい。

臨終〜通夜式まで
1. 末期の水
2. 湯灌
3. 死化粧・死装束
4. 葬儀社へ連絡と近親者へ連絡と菩提寺へ連絡
5. ご遺体搬送
6. 死亡診断書を医師から受ける
7. 死亡届けを市区町村の役所へ提出 (当社が代行します)
8. 葬儀の日取り・式場決定
9. 枕飾り・枕経・納棺
10. 喪主決定
11. 勤務先・知人・町内会へ連絡
12. 遺影写真の手配
13. 戒名をつける
14. 通夜の弔問客を迎える・通夜式・通夜ぶるまい
葬儀・告別式の準備
1. 葬儀
2. 告別式
3. 出棺
4. 火葬
5. 骨上げ
6. 環骨勤行
7. 初七日法要
湯灌
死者を湯で洗い清める事で清拭と言います。水にお湯を足していく逆さ水のぬるま湯で足から洗い
清めます。その後は白地のゆかたか寝巻きに着替えさせてあげます。
末期の水
お釈迦様が入寂時に水を求めたというエピソードに習って臨終直後に行われるのが末期の水です。
割り箸の先に脱脂綿を巻いたものや新しい筆に水を含ませ臨終の人の唇を潤すようにします。
しに水を取るとも言われます。
ご安置
自宅に運ばれたご遺体を北に向くようにしてご安置します。間取りの関係上北枕が不可能な場合は
西枕にします。顔は大き目の白い布をかけ、手は胸の辺りで合掌させて念珠をかけます。
喪主を決める
喪主は遺族の代表者で、故人の配偶者・子供・親・兄弟といった故人様に最もつながりの深い人がなります。そして、葬儀進行をはじめ、雑務を取り仕切る世話人が必要になるので喪家の事情に詳しい社会的経験の豊富な方に依頼します。
戒名
戒名は仏門に帰依した仏弟子に授けられる名で、本来ならば生前に授かるものです。今日では仏式のご葬儀を通じて死者は仏の弟子になると言う事で戒名が授けられますが、通夜のご読経がすむまでに菩提寺の僧侶に戒名をつけて頂きます。あくまで一般的ですが次の通りです。院号士(院大姉=以下、括弧内は女性)戒名料は70万円以上、居士(大姉)20〜30万円、信士(信女)10〜20万円、また7歳〜15歳くらいまでの子供は童子(童女)、幼児は孩士(孩女)、乳児は嬰児(嬰女)といいます。戒名がなくてもご葬儀は可能ですがその場合は(俗名)でご葬儀をする事を葬儀社にお知らせ下さい。
念珠
仏式の葬儀で必要になるのが念珠です。本来は人間の煩悩の数とされる108個ついているものが正式ですが、最近は半分の54個、3分の1の36個、4分の1の27個とさまざま。焼香するときは短い念珠は左手の指を伸ばした状態で念珠をかけ右手で焼香をする。長い念珠はひとひねりして2連にし左手で同じように持ち右手で焼香する。合掌する時は短い念珠の場合左手にかけた念珠に右手を差し入れて合掌する。長い念珠の場合両手の中指が房に出るように合掌する。あるいは短い念珠のように持っても良いし、1連のまま両手の中指にかけて合掌しても良い。念珠を使わない時は左手にかけて持つ。
遺族側の服装
正式と略式があり通夜までに喪服の準備をする。男性の正式喪服は和装が黒羽二重の染め抜き五つ紋付羽織袴、洋服がモーニングコートで喪主や世話役代表が着用するが一般的にはこの立場の人でもブラックスーツで十分である。それ以外の男性遺族もブラックスーツを着用する。女性の喪主・世話役代表は、和装が黒無地染め抜き五つ紋の着物と黒の帯。洋服は黒喪服のスーツ・ワンピース・アンサンブル。それ以外の女性遺族も同様の喪服を着用する。通夜がはじまるまで喪服は着ないこと。パールなどのアクセサリーや婚約指輪・結婚指輪以外のアクセサリーは身につけず華麗を避けるのが基本のマナーです。
僧侶への謝礼
ご僧侶への謝礼として納めるのは、枕経から通夜、葬儀、告別式、火葬場随行、環骨勤行、初七日法要までの一連の葬送儀礼で読経などをして頂いた事にたいする(回向料)と(戒名料)。これをまとめてお布施と表書きして市販のお布施用の袋か白い封筒に入れます。お布施の金額の目安は幅が広すぎて一概にはいえません。葬儀社へご相談下さるか、あるいは寺院様へ聞いて判断するのも良いでしょう。またお布施とは別に通夜や葬儀・告別式にご僧侶に来てもらう都度(御車料)として¥5,000〜¥10,000程度、通夜ぶるまいや精進落としをご僧侶が辞退した場合には、やはり(御膳料)として¥10,000程度白い封筒に入れて表書きし下に姓を書いて包みます。
香典のマナー
仏式の場合は表書きは(御霊前)・(御香料)・(御香典)などが一般的です。(御霊前)は神式・キリスト教でも使えます。ただし浄土真宗の場合は葬儀でも(御霊前)ではなく(御仏前)を用いますが(御仏前)は他の宗派では四十九日以降の書き方になります。神式は(御榊料)・(玉串料)キリストの場合は(御花料)が一般的です。なお表書きの名前などは薄墨で書くのが仕来りです。昔から中に入れるお札は新札はタブーとされていますが、あまりに古札も見苦しいかと思われます。お札を中に入れたら表中央に金額を書き裏に住所/氏名を書きます。郵便番号を記載しておけばなお丁寧です。香典袋は上を下にして重ねて黒と白。もしくは銀色の水引にかけます。水引は2度と不幸がないようにという意味でコマ結びにします。袱紗に包んでもって行き受付で差し出すときは手早く取り出し、袱紗の上に香典袋をのせて差し出すのが正式だと言われています。
お別れ花・釘打ち
告別式が終了すると遺族、近親者、故人と親しかった人たちと(最後のお別れ)を行います。棺のふたを開け別れ花といって供えられた花を遺体の回りに置き、遺体と最後のお別れをします。納棺の時に入れなかった故人の愛用品をこの段階で入れても良いのですが、金属・ガラス・プラスチックなどの不燃性のものは入れてはいけません。棺のふたをしめたら釘打を行います。棺のふたにあらかじめ半分ほど打たれた釘を、血縁関係の濃い順に棺の頭の方から足の方へと小石で1人2回づつ釘を打っていきます。小石は三途の川の川原の石を意味し、故人が無事に渡って冥土へ行ける様にという意味です。ただし、宗派や地域によっては行わない所もあります。
出棺のしきたり
棺を霊柩自動車まで運ぶにもいろいろしきたりがあります。まず棺を運ぶ男性は4〜6人。それも遺族よりも近親者や友人・知人の中の比較的若い男性で運び出します。このとき頭が前向きになるように棺をもち、地域によっては自宅での葬儀などで玄関以外の出入り口がある場合はそこから外へ出す習わしになっています。出棺の時は喪主が位牌をもって先頭に立ち、近親者が遺影や花をもってそれに続きます。棺が霊柩自動車におさめられると最後喪主あるいは遺族の代表者が会葬者に挨拶をして(葬儀告別式終了直後に挨拶を行う場合もあります)火葬場に向かいます。挨拶の内容は、会葬の礼、故人への生前の厚諠に対する礼、遺族の心境、遺族への今後の厚諠を願う言葉などで構成されています。喪主が挨拶をしているときは遺族も並んで位牌と遺影を会葬者の方へ向け喪主がお辞儀をしたときは遺族も頭を下げるようにします。
骨上げのしきたり
骨を拾う時は箸渡しといって2人1組になり、独特の長い箸を使って一片の骨を両側から2人で挟むように拾い骨壷に納める。拾う骨には順序があり、最初に歯、それから足・腕・腰・背・頭骨・最後に喉仏を拾う。(西宮の火葬場では箸渡しはせず、1人づつ順番に拾います。喉仏が最初になります)骨を拾うのは喪主から血縁の濃い順で2人づつ交代しながら順番に行い、最後に喪主が喉仏を拾って骨壷に納める。骨壷は箱に入れ白い布で包んで喪主に手渡される。
香典返しの基本
四十九日の法要が終わったら、香典を頂いた方々には香典返しを送るのがしきたりです。しかし最近では葬儀の当日に香典返し(即日返し)を渡す事も多くなってきています。香典返しは(半返し)といって頂いた香典の半額程度の物品で返すのが基本ですが、香典の金額はまちまちなので3段階くらいに分けて香典の額に応じて物品を送ります。これは忌明けの挨拶状に添えて送るのが一般的です。香典返しは弔事ゆえに長く残らないものが良いとされてタオル・お茶・海苔などがよく用いられます。
神式葬儀のタブー
死の穢れを清め死者を一家の守護神として祭るういうのが神道の考え方です。神道の葬儀は(神葬祭)と呼んで使者の魂を移す(遷霊祭)と魂の抜けた(亡骸祭)とによって構成されています。死を穢れとみなす為神社では葬場祭は行いません。神式の焼香に相当するのは(礼拝)仏様は(御霊)といいます。仏教用語を使用しないように気をつけましょう。また、葬儀の礼拝のときには拍手を音高く打つのはタブーとされています。玉串奉奠の時遺影に向かってニ礼し、音を立てないように(忍び手)で2拍し一礼するというのが葬儀の礼拝の作法とされています。
キリスト教式のタブー
キリスト教における死とは神の身元に召されて天国で永遠の命が得られることで祝福すべき事と考えられています。従って、(御愁傷様でした)(残念でした)などのお悔やみの言葉はタブーです。(お知らせして頂きましてありがとうございました)というように挨拶します。その他(仏)・(冥福)・(供養)などの仏教用語は使わないようにしましょう。臨終に際しても北枕や死装束などのしきたりはないです。忌中札も貼りません。通夜や葬儀の後で酒を振るまう習慣もありません。また、死を穢れとはとらえないので清め塩もありません。
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